春になりましたね。近頃、自宅で過ごす時間も増えこの際に家庭菜園を始めようか考えている方もたくさんおられると思います。でも自分に合ったやり方がわからないなんて方に向けてどんな方法があるのか、そして自分の性格にピッタリなやり方を知っていただき始める前の参考にしていただければと思います。空き時間にもピタリで趣味にもなり初心者でも自宅で簡単に始められる家庭菜園について紹介してみたいと思います。しかしながら失敗はつきものです、最初は難しいかもしれませんがそこは何事も一緒だと思うのでぜひ!少しずつ気温が上がってきたこのタイミングに検討してみてはどうでしょうか。家の中でということに焦点をあて記事にしてみたい思います。
【目次】
■栽培方法の違い
一口に家庭菜園と言ってもやり方は様々です。まずは家の庭など外でやるのかそれとも家の中でやるのかで大きく分かれ、次の4つに分類できます。
・露地栽培 畑など野外での栽培方法
・ハウス栽培 ビニールハウスなどでの栽培方法
・プランター栽培 植木鉢などを使った栽培方法
・水耕栽培 土を使わず培養液などでの栽培方法
露地栽培とハウス栽培は主に農家さんが使っている手法で、初心者さんや家庭菜園を考えるならプランター栽培か水耕栽培が選択肢となります。
■自分に向いている栽培方法は?
・① 室外 ⇨ 露地栽培、ハウス栽培(畑,庭)、プランター栽培
・② 室内 ⇨ プランター栽培、水耕栽培
※①室外についてはは今回は省略させていただきます。
【室内を選択肢た場合プランター栽培か水耕栽培どっちを選ぶべきか?参考項目】
【プランター栽培が向いている人】
・日当たりの良い場所が確保できる(ベランダも含む)
・虫付きが許せる
・野菜を育てるのが初めての方
・室内に避難させる場所が確保できる方
【水耕栽培が向いている人】
・栽培用のライトが用意できる
・虫が嫌い
・野菜を育てた経験がある方
・室内で土を使いたくない
・こまめな人
取り掛かりやすさならプランター栽培です。野菜を育てるのが初めての方はプランター栽培から始めてみることをお勧めします。水耕栽培はプランター栽培に比べ管理が大変で失敗する確率が高くなる傾向にあります。初心者さんが水耕栽培を初めてやってみる場合は、なるべく収穫までのサイクルが早いものを選んだり、それぞれの野菜の特徴を調べてから育ててみることをお勧めします。
■失敗しない野菜選びの5項目
野菜作りを失敗させないためには野菜のことについて少し知る必要があります。野菜の種類によって様々ですが個々の特徴を押さえておくことで成功する確率が格段に上がるはずです。5つのポイントについて簡単に説明します。それぞれについての記事も追加していこうと思います。
・①種子の特性 (好光性・嫌光性)
・②発芽適温
・③生育適温
・④日照特性
・⑤栽培の難易度
このことをふまえて、1年中に渡り栽培可能で収穫までのサイクルが早い野菜を選んでみてください。
春は地域による差もありますが比較的寒さに強い野菜がお勧めです。
■プランター栽培のメリット・デメリット
<メリット>
・天候不良などの影響を受けにくい(庭やベランダから移動させて避難できるため)
・日当たり具合で向きを変えたり調整できる
・水やりから次の水やりまでの数日間は水やり不要
・水耕栽培に比べ、土にある程度の養分が含まれているため欠乏症が出ずらい
<デメリット>
・鉢のサイズで育てれる野菜が限られる
・1度使用した土は再利用できないため処分する必要がある
・土から虫が発生する、虫がつきやすい
・根詰まりしやすい
■水耕栽培のメリット・デメリット
<メリット>
・虫がつかない(室内の場合)
・成長が早い
・室内で土を使わなくてよい
<デメリット>
・停電時に弱い
・水の使用量が多い
・ph・ECの調整が大変
・根菜類には不向き
メリット・デメリットには個人差もありますし、初めてみてからの経験をもとに自分なりに改善していくこともできます。野菜を栽培する過程も含め楽しみましょう!